「百」という数には、なにかこう、99までとは違った重みがありますね。「百人力」とか「百戦錬磨」と言えば力強いし、「百薬の長」といえばいかにも身体によさそうだし(笑)、「名を百代に残す」のはなかなか出来ることではありません。(もっとも、最近はちょくちょく「百条委員会」なんていうのも耳にしますが……。)
なぜこんなことを書くかと言えば、「ムーザサロン」が先日めでたく百回目を迎えたからです。 “「ムーザサロン」のこと” の続きを読む
ウクライナで出版された本『ひらかたゆ……』
片山ふえ
ひらかたゆ 笛吹きのぼる近江のや
毛野(けな)のわくごい
笛吹きのぼる
日本書紀に出てくるこの古歌が、私の「ふえ」という名前の源であることは、「We Love遊」に書いたことが2度あるので、覚えていてくださる方があるかもしれません。
(6号に掲載した「ひらかたゆ……」はこちらでご覧いただけます)。
実は先ごろウクライナのキーウで一冊の日本紀行文が出版されました。その本の題名は “Японія. З хіракати під голос флейти… “これを訳すと、なんと『日本 / 枚方ゆ笛ふきのぼる……』なのです! “ウクライナで出版された本『ひらかたゆ……』” の続きを読む
ひらかたゆ…(「We Love 遊」6号より)
このエッセイを書いたのは、今から四半世紀も前の1999年末、「ミレニアム」を控えたころでした。私は当時50歳になったばかり。なんだか気恥ずかしい思いがする「大昔のエッセイ」ですが、私の名前の由来についてです。 “ひらかたゆ…(「We Love 遊」6号より)” の続きを読む
「ウクライナの芸術家たちは今……」
片山ふえ
ウクライナ侵攻が始まって2年がたった今年の2月、私はあるビデオを発信しました。題して「ウクライナの芸術家たちは今……」
https://youtu.be/jtLJdGYgLg4
もうご覧くださった方、ありがとうございます。
まだの方は、ぜひここでご覧ください。今回はこのビデオにまつわる話を……。 “「ウクライナの芸術家たちは今……」” の続きを読む
納骨奇譚(「We Love 遊34号」より)
片山ふえ
これは2007年の秋に季刊冊子「We Love 遊」に書いたものです。
そのころ「千の風になって」の歌がブームになっていましたが、私たち姉妹は「あれはパパの歌ね!」と話したものです。父が千の風になった話、聞いてください。
大きな木の家を建てました!
片山ふえ
お待たせいたしました。
皆さまとご一緒に「大きな木の家」の扉を開けたいと思います。
まずは、この「ふえと大きな木の家」というネーミングにこめた想いを聞いてくださいますか。 “大きな木の家を建てました!” の続きを読む
片山ふえです、よろしく!
2023年7月で紙の冊子「We Love 遊」を卒業し、2024年からは、ネット上でその時どきの出来事や思うところを綴ろうと思っております。どうぞ、よろしく!
新しい門出!と思っているところに、思いがけない「応援グッズ」をいただきました。天衣無縫な絵が人気の画家スズキコージさんが、私の家「ムーザサロン」のためにこんな応援旗を作ってくださったのです。
目のご不自由なコージさんが切り紙細工に没頭される姿は、マティスを彷彿とさせました!
こんな応援をいただいたからには、がんばらなくちゃ!!