もうひとつの故郷フローレス 六の巻

青木恵理子

若気のいたり、極意をはずす!?

1972年4月わたしは晴れて大学に入学した。団塊の世代のように「四当五落」――若い世代の方のために説明しますと、4時間睡眠なら合格するけど5時間睡眠とると不合格という受験勉強態勢を示す標語のようなもの――ということはなかったけれど、闇雲に受験勉強したせいか、合格を知ったとたん、嬉しさのなかになぜか虚しさが芽生え、膨らんでいった。合格発表から数日後には、虚しさがどっかりとわたしのなかに腰を下ろしていた。 “もうひとつの故郷フローレス 六の巻” の続きを読む

消えたトゥーランドット姫

片山ふえ

『トゥーランドット』。
フィギュアスケートのBGMなどですっかりその名がポピュラーになったプッチーニのこのオペラは、今年で初演からちょうど百年目を迎えるという。
折しも、今号発刊直後の1月17日には、キーウからウクライナ国立歌劇場が大阪にやって来て、この歌劇を上演する。 “消えたトゥーランドット姫” の続きを読む

大人が読む少年少女世界文学全集 第7巻

室生犀星作『幼年時代』
代々木ゼミナールの恩師のお話

狩野香苗

新年明けましておめでとうございます。今年もこのページで懐かしい子ども時代の読み物について、気の向くままアレコレと書かせていただきますので、お付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 “大人が読む少年少女世界文学全集 第7巻” の続きを読む

ボルシチ随想

萩 庵敦 (Антон Хаги)

ロシアときいて世界中の人が真っ先に思い浮かべるのは、ウォッカにクマ、そしておそらくはボルシチだろう。強い酒にも、危険な獣にも興味がないボクだが、ボルシチはすべてのスープの王様だと思っている。少なくとも、ロシア、いや旧ソ連圏におけるすべてのスープの王様だ。
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イベント情報

ギャラリー「遊」(枚方市長尾元町2-7-6)
1月30日~2月1日
「ガザ・パレスチナ絵画・写真展」
詳細はこちら


2月15日~4月30日
片山通夫写真展
「サハリンの冬」

ムーザサロン
3月28日(土)
阿部篤志(ピアノ)x秦 進一(アラブバイオリン) 

6月14日(日)
キケ・シネシx岩川光
世界的なギタリスト Quique Sinesi氏が、盟友岩川光さんとのツアーの一環として、なんと我がムーザサロンにやってきます!!

今年の下半期には、ムーザサロンのお客様に毎回大好評をいただいている近藤浩司さんのチェロ、そして田中正也さんのピアノのコンサートを予定しております。

今年もムーザサロンをよろしくお願いいたします。