片山通夫
「閑谷(しずたに)学校」は、岡山藩の名君・池田光政公が庶民も学べる場所として1670年に閑谷村に開設した学校で、「世界初の庶民のための学校」といわれている。庶民の学校だからと、寺子屋などをイメージすると吃驚する。壮麗な建物は隅々まで考え抜かれて造られており、実に行き届いた教育制度がしかれていたという。この学校のことを調べるにつけ感じ入るばかりで、昔撮った写真をまた引っ張り出してみた。
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「大きな木の家を作って、みんなで語り合いましょう」、そう夢見たピロスマニに心を寄せて
片山通夫
「閑谷(しずたに)学校」は、岡山藩の名君・池田光政公が庶民も学べる場所として1670年に閑谷村に開設した学校で、「世界初の庶民のための学校」といわれている。庶民の学校だからと、寺子屋などをイメージすると吃驚する。壮麗な建物は隅々まで考え抜かれて造られており、実に行き届いた教育制度がしかれていたという。この学校のことを調べるにつけ感じ入るばかりで、昔撮った写真をまた引っ張り出してみた。
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これまで「リアリズム写真」を目指していた。その考えのもと、様々な所で様々な写真を撮ってきた。一昨年に出版した写真集『ONCE UPON a TIME』はその集大成だ。
ただ我ながら不満なのは、それらの写真が、額に入れて飾ろうという気にはならない代物だということだ。それで、「新しい作風」と言うといささか面はゆいが「アートとしての写真」に挑戦することにした。
その成果を問う写真展を今日から5月15日まで開く。会場は「大きな木の家」と同じところにある「Gallery遊」。 “「片山通夫80歳 大阪を撮る」” の続きを読む
2025年のカレンダーが出来上がりました。写真をいくつか見ていただきましょう。今回のテーマは「出雲」です。ご希望の方は、fue.katayama@gmail.com まで。A4判モノクロ写真13枚 1000円+送料 です。
片山通夫
昨秋に運転免許証を返納して以来、列車のふらり旅を楽しんでいる。
先日は琵琶湖の北にある木之元を訪ねた。北国街道の宿場として昔はにぎわったという町も、今はひっそり静まりかえっていた。 “Photo 湖国木之元の図書館” の続きを読む
25年間「We Love 遊」の発信基地となってきた家です。築百余年。1998年の改築では、元の家の良さをできる限り残し、しかも人が集える場所となるように、大胆に取り組みました。