『死者』~屋根の上のバイオリン弾き
「We Love 遊」に連載された「ユダヤ人画家シャガールの面白さに惹かれて』第3回と第4回からの抜粋で、角さんの「絵解き」をご紹介しましょう。ここで取り上げられている絵は、1908年作『死者 Покойник』です。
「大きな木の家を作って、みんなで語り合いましょう」、そう夢見たピロスマニに心を寄せて
『死者』~屋根の上のバイオリン弾き
「We Love 遊」に連載された「ユダヤ人画家シャガールの面白さに惹かれて』第3回と第4回からの抜粋で、角さんの「絵解き」をご紹介しましょう。ここで取り上げられている絵は、1908年作『死者 Покойник』です。
狩野 香苗
現在68歳の私は、子どもの時から大の本好き。手当たり次第に本を読み漁り、大きくなったら本を作る人になると決意していた。その夢を実現させるには、かなりの遠回りを要したのだが、雑誌編集者を経て40代で書籍編集者となった。本を読み、本を作り、また本を読みの60年。よく飽きもせず本と付き合ってきたものだ。この読書の旅もそろそろ終わりが見えてきた。集中力がなくなり、老眼鏡が必要となり、本も紙から電子出版という時代になってきた。そんな今、自分の読書体験の原点であり、子ども時代に耽溺した少
ケストナー『飛ぶ教室』に寄せて (貼り絵)
吉水法子
『飛ぶ教室(高橋健二訳)』は本棚の奥に、岩波書店ケストナー少年文学全集の一冊として潜んでいました。狩野香苗さんと組んで「大人が読む少年少女世界文学全集」の挿絵を描くにあたり再読し、一番心に残った場面を描きました。
桑山ひろ子
~生まれ育った滋賀県や、現在住んでいる岡山県の伝承を訪ねてみました~
「草津のうばがもち」と言えば、上に白いあんがぽちっとのっている一口サイズの小さいあんころ餅で、現在も滋賀県草津市の土産物として第一に挙げられている。
草津市は、東海道と中仙道の合する交通の要衝であり、東海道53次の52番目の宿場町であった。旅人の街道での楽しみは、疲れた足を休める茶屋での一休みで、餅は腹持ちもよく旅人に歓迎されたというから、草津の「うばがもち」も旅人に人気の餅の一つであっただろう。
――大人が読む少年少女世界文学全集について
狩野香苗
2009年新春号の「遊」Vol.42から最終号のVol.100まで、「本の森だより」のタイトルで、ブックガイドを書かせていただいた、フリー編集者の狩野香苗です。
今回、digital「遊」にも引き続き書かせていただくことになりました。テーマはやっぱり本です。私の人生を支え、彩を与えてくれた本ですが、その原点を少年少女文学全集から探ってみようと思うのです。
2023年7月で紙の冊子「We Love 遊」を卒業し、2024年からは、ネット上でその時どきの出来事や思うところを綴ろうと思っております。どうぞ、よろしく!
新しい門出!と思っているところに、思いがけない「応援グッズ」をいただきました。天衣無縫な絵が人気の画家スズキコージさんが、私の家「ムーザサロン」のためにこんな応援旗を作ってくださったのです。
目のご不自由なコージさんが切り紙細工に没頭される姿は、マティスを彷彿とさせました!
こんな応援をいただいたからには、がんばらなくちゃ!!
はじめまして。吉水法子です。
粘土の人形やオブジェの制作、貼り絵でイラストを描いています。
『遊』は95号からの読者です。
紙が大好きなので、紙の冊子としての『遊』がなくなってしまうのは残念でしたが、今度はカラーになるということで、イラストで参加することになりました。
こんにちは、アントンです。十年以上前にロシアからやって来ました。
Меня зовут Антон, мужчина средних лет, который более десяти лет назад я приехал в Японию из России.
四半世紀に亘る個人季刊誌「遊」の記念すべき100号となる冊子の中で、来年度からの Digital版に向けての予告としてご挨拶の機会を与えて頂いた畔上(あぜがみ)です。
これまで「遊」の熱烈なる一愛読者であった者が執筆陣の一員に参加させて頂くということでやや緊張しておりますが、皆さまどうかよろしくお願い致します。