「大きな木の家」を作り始めて3年目のお正月を迎えました。早いものですね。今年もよろしくお願いいたします。第7号をお届けいたします。
世界の彷徨い方 3
【砂漠の詩とコーランの響き】
中村小夜(Saya)
イスラーム世界を旅していると、毎日必ず耳にするのがアザーンです。
アザーンとは1日に5回、礼拝を呼びかける声です。この声が響き渡る地域、それが私の旅の世界、そして私の書く物語の舞台です。
もうひとつの故郷フローレス 六の巻
青木恵理子
若気のいたり、極意をはずす!?
1972年4月わたしは晴れて大学に入学した。団塊の世代のように「四当五落」――若い世代の方のために説明しますと、4時間睡眠なら合格するけど5時間睡眠とると不合格という受験勉強態勢を示す標語のようなもの――ということはなかったけれど、闇雲に受験勉強したせいか、合格を知ったとたん、嬉しさのなかになぜか虚しさが芽生え、膨らんでいった。合格発表から数日後には、虚しさがどっかりとわたしのなかに腰を下ろしていた。 “もうひとつの故郷フローレス 六の巻” の続きを読む
消えたトゥーランドット姫
片山ふえ
『トゥーランドット』。
フィギュアスケートのBGMなどですっかりその名がポピュラーになったプッチーニのこのオペラは、今年で初演からちょうど百年目を迎えるという。
折しも、今号発刊直後の1月17日には、キーウからウクライナ国立歌劇場が大阪にやって来て、この歌劇を上演する。 “消えたトゥーランドット姫” の続きを読む
正月の禁忌ー何ごとも「祝い直し」で!
桑山ひろ子
あけましておめでとうございます。
2026年(令和8年)です!
皆さんはどんなお正月をすごされましたか。
もう何十年もまえの子どもの時のお正月を思い出すと、ずいぶんいろいろな『しきたり』があったように思います。 “正月の禁忌ー何ごとも「祝い直し」で!” の続きを読む
吉水法子の貼り絵の部屋
吉水法子さんの貼り絵、前回までは「大人が読む少年少女文学全集」の挿絵でしたが、今回から更に自由にイメージを展開してもらうことになりました。
ここを開くと、そこは吉水さんの豊なファンタジーの世界です!
(編集部)
“吉水法子の貼り絵の部屋” の続きを読む
ボルシチ随想
萩 庵敦 (Антон Хаги)
ロシアときいて世界中の人が真っ先に思い浮かべるのは、ウォッカにクマ、そしておそらくはボルシチだろう。強い酒にも、危険な獣にも興味がないボクだが、ボルシチはすべてのスープの王様だと思っている。少なくとも、ロシア、いや旧ソ連圏におけるすべてのスープの王様だ。
“ボルシチ随想” の続きを読む
「ユーラシア放浪 ⑦」ドイツの思い出
畔上 明
1976年の初夏、ウィーンからの夜行列車で7時間半、早朝の柔らかな陽射しを浴びて西ドイツ南部バイエルン州のヴュルツブルクに到着しました。 “「ユーラシア放浪 ⑦」ドイツの思い出” の続きを読む
PHOTO 春の湖(うみ)
「ガザ・パレスチナ絵画・写真展」開催
日々命の危険にさらされ過酷な生活をしいられている人々が、自分たちの声を世界に伝えたいと、コーヒーや灰など身近な材料で描いた絵。切実な想いのこもった絵や写真を見に来てください! その想いを受け止めてください!! “「ガザ・パレスチナ絵画・写真展」開催” の続きを読む
