~お正月に思うこと~
ミルチャ アントン
(ロシア語の原文は、日本語の後にあります)
ときどきロシアの友人たちから、「日本にもあったらいいのに、と思うものって、なに?」と聞かれる。そりゃ、ビーツの料理とか、サバの燻製とか、お母さんのボルシチとかもそうだけど、お正月を迎えるのにこれがないとさびしいなぁ!と思うものがある。それは、ロシアの正月のお祭り気分だ。
「大きな木の家を作って、みんなで語り合いましょう」、そう夢見たピロスマニに心を寄せて
~お正月に思うこと~
ミルチャ アントン
(ロシア語の原文は、日本語の後にあります)
ときどきロシアの友人たちから、「日本にもあったらいいのに、と思うものって、なに?」と聞かれる。そりゃ、ビーツの料理とか、サバの燻製とか、お母さんのボルシチとかもそうだけど、お正月を迎えるのにこれがないとさびしいなぁ!と思うものがある。それは、ロシアの正月のお祭り気分だ。
狩野 香苗
現在68歳の私は、子どもの時から大の本好き。手当たり次第に本を読み漁り、大きくなったら本を作る人になると決意していた。その夢を実現させるには、かなりの遠回りを要したのだが、雑誌編集者を経て40代で書籍編集者となった。本を読み、本を作り、また本を読みの60年。よく飽きもせず本と付き合ってきたものだ。この読書の旅もそろそろ終わりが見えてきた。集中力がなくなり、老眼鏡が必要となり、本も紙から電子出版という時代になってきた。そんな今、自分の読書体験の原点であり、子ども時代に耽溺した少
ケストナー『飛ぶ教室』に寄せて (貼り絵)
吉水法子
『飛ぶ教室(高橋健二訳)』は本棚の奥に、岩波書店ケストナー少年文学全集の一冊として潜んでいました。狩野香苗さんと組んで「大人が読む少年少女世界文学全集」の挿絵を描くにあたり再読し、一番心に残った場面を描きました。
桑山ひろ子
~生まれ育った滋賀県や、現在住んでいる岡山県の伝承を訪ねてみました~
「草津のうばがもち」と言えば、上に白いあんがぽちっとのっている一口サイズの小さいあんころ餅で、現在も滋賀県草津市の土産物として第一に挙げられている。
草津市は、東海道と中仙道の合する交通の要衝であり、東海道53次の52番目の宿場町であった。旅人の街道での楽しみは、疲れた足を休める茶屋での一休みで、餅は腹持ちもよく旅人に歓迎されたというから、草津の「うばがもち」も旅人に人気の餅の一つであっただろう。